ソフトバンク東浜が5回2/3、9安打、4失点と苦しみながらも、ハーラーダービー単独トップの15勝目をつかみ取った。チームは今季2度目の7連勝。今季最多の貯金45とし、優勝マジックは「8」となった。

 3回以外は毎回安打を許した。4回には中村にバックスクリーン左へ8号2ラン、6回にはペーニャに左翼席上段へ11号ソロと2発を浴びた。6回途中、116球での降板に悔しさを隠せなかった。「6点取ってもらったので、もっとスムーズにいきたかった。いろいろ考えてしまい、自分で自分を苦しめてしまった」。

 5年目の今季は初めて、勝ち頭として首位独走のチームを支えてきた。「(8月27日に左肘手術明けの)和田さんが帰ってきて、個人的には少し楽になった」。個人の記録には無欲。優勝を目指して、チームのために勝ち星を積み重ねる。