日本ハム加藤貴之投手(25)が「超重量打線」を抑え込み、6勝目を挙げた。

 この日の西武打線は、スタメン9人の通算本塁打数が751本。強力なラインアップにも臆することなく、最速142キロの直球でどんどん内角を攻めた。2回2死満塁のピンチでは9番源田を外角低めの直球で見逃し三振。3回から7回までは無安打投球だった。

 8回に1死一、二塁とされて降板したが、プロ最長となる7回1/3を投げ切った。3安打無失点の好投に「ふがいないピッチングが続いて、チームに迷惑をかけていたので良かった。(プロ最長イニングに)疲れました」と、笑顔で振り返った。