阪神は9回に代打伊藤隼が右翼線適時打を放ち、2試合連続のサヨナラ勝ちを収めた。金本知憲監督のコメント。

 「チーム力、あきらめない姿勢と守りでも走塁でも、勝ちに向かっての姿勢を強く感じている。手応えはある」。

 今季限りでの退任を発表した掛布2軍監督には感謝の思いを言葉にした。「鳴尾浜でいろいろ説明してもらったり、一緒にやっていきましょうということで、2年間支えてくれて、若い選手もたくさん送り込んでくれた。残り試合はありますが、ありがとうございました、と」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -伊藤隼が決めた

 金本監督 一番いいところで打ってくれた。

 -糸井、福留が4安打

 金本監督 中軸が打ってくれると点になる。孝介も休みかどうか迷ったが、「いってもらおうぜ」ということで。よかったです。

 -メンドーサは5回3失点

 金本監督 2回はちょっと心配したが、5イニングを試合を壊さずに投げてくれた。3点取られたが、勝ち投手にしてあげたかった。

 -苦手の浜口を攻略

 金本監督 調子が悪いようには見えなかったが、苦手意識を野手も払拭(ふっしょく)できたと思う。そういう所にチーム力を感じる。苦手のピッチャーから5点取ることができ始めている。