ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(31)のオリジナル登場曲「デスパイネ」が発売されることになった。地元福岡のラテンバンド「ピントコン ピントゥーラ」が5月にデスパイネに楽曲を提供したところ、「気に入った」と、すぐに登場曲として使用。ホークスファンの間でも話題になっていた。

 デスパイネのキューバの出身地サンティアゴ・デ・クーバに住んでいたボーカルSakuraが4月に帰国後、デスパイネのスイングする姿に感銘を受け、作成した応援ソング。歌詞にはサンティアゴ・デ・クーバの教会の名前や、「踊るように打ち抜け」などデスパイネをイメージしたフレーズが使われている。

 CDは9月8日(キューバの日)からすでにライブ会場などで発売されており、今後福岡を中心に店頭にも並ぶ予定。売上の一部はキューバの野球少年たちのために寄付される。デスパイネもキューバの少年野球が下火になってきていることを心配しているといい、Sakuraは「子供たちが必要とする形で使ってもらえれば」と話した。