中日が延長戦を制してヤクルト戦の今季勝ち越しを決めた。

 同点の延長10回、秋吉を攻めて1死二、三塁とし、打者松井佑のときの暴投で決勝点が入った。

 粘り勝ちだった。先発伊藤は6回1失点。7回は祖父江が3者凡退でつなぎ、8回からの2イニングを危なげなく抑えた又吉がチームトップの7勝目。最後は田島が32セーブ目で1失点リレーを完結させた。又吉は「勝ちがついたのはチームが頑張ってくれたおかげです」と喜んだ。

 また、京田が球団新人タイ記録の139本目の安打を放ったことに、森監督は「いつか達成するよ。まだ試合がある。1本でも多く出して、いろいろなことを経験すれば、来年につながるものも出てくるでしょう」と目を細めた。