巨人菅野智之投手(27)が、粘りの投球で延長12回の引き分けを呼んだ。

 初回2死二、三塁から大山に2点適時打を許したが、2回以降は無失点投球を続けた。初回は35球を要すも、以降は全て1イニング12球以内とストライクゾーン勝負で球数を操った。7回103球、6安打2失点で降板。エースの力投に打線が応え、9回に同点となり黒星はつかなかった。

 「阪神とは3回目の対戦ですが、チーム全体で対策を打ってきた感じがありました。ただ、7回2失点は悲観する内容ではない。阪神との直接対決はあと3つ残っているし、たぶん次も僕が投げると思う。見るところは2位。全部勝ちにいきます」と次回登板を見据えた。