ヤクルトが胴上げ阻止へ、反撃を見せた。

 まずは2点を追う4回1死二塁。山田哲人内野手(25)が左翼線へと適時二塁打を放ち、1点差に迫る。

 その裏に2点を奪われて3点差とされるが、5回には中村悠平捕手(27)が食らいつく。無死走者なしから広島薮田の144キロ直球を完璧にとらえて左翼スタンドへと突き刺し、3号ソロで再び2点差とした。

 山田は「打ったのはカットボール。甘いボールをしっかり打てました」と話せば、中村は「打ったのはストレート。力のある真っすぐに力負けすることなく打つことが出来ました」とコメントした。