東大が法大を8-7で破って2連勝とし、02年秋の立大戦以来、15年ぶりに勝ち点を挙げた。

 第1戦を宮台(4年=湘南)の2失点完投で勝利していた東大は、初回に法大先発の長谷川(4年=聖望学園)を攻め込み、楠田(4年=桐朋)、山田(4年=桐朋)の適時打で2点を先制。1死も取れず降板した長谷川に代わった2番手鈴木昭(1年=常総学院)からも杉本(3年=金沢泉丘)が適時打を放ち、4点のリードを奪った。

 1点差に詰め寄られた4回には2回途中から登板して好投していた2番手の宮本(2年=土浦一)が左翼へソロ本塁打、さらに4番田口(4年=西大和学園)が3ランを放ちリードを5点に広げた。

 勝機の出た6回からは連投となる宮台が登板。6、8回にそれぞれ1点を失い、9回にソロ本塁打を浴びるなど1点差に迫られたが、気迫の投球を見せて8-7で逃げきった。

 勝ち投手は3回2/3を1失点に抑えた2番手の宮本。宮台は4回9安打4失点だった。