中日は12日、名古屋市内でスカウト会議を開いた。森繁和監督(62)や球団幹部も交えて約3時間、絞られた約80人の確認作業を行った。

 注目は早実・清宮幸太郎内野手(3年)に1位入札するかどうかだったが中田宗男スカウト部長(60)は「1位は全然決まっていない」と結論を持ち越した。

 1位候補に清宮のほか、社会人でヤマハ・鈴木博志投手(20=磐田東)JR東日本・田嶋大樹投手(21=佐野日大)高校生では広陵(広島)中村奨成捕手(3年)の4人を挙げ、さらに同部長が「捨てがたい」と評価した青藍泰斗(栃木)石川翔投手(3年)も含めた計5人を最初の入札候補とした。