広島が13日、マツダスタジアムでJFE西日本と練習試合を行い、8-0で大勝した。

 11日からの地元社会人との3試合で計44安打10本塁打34得点と打線が活発。先発3本柱を中心に投手陣も順調な調整ぶりをうかがわせた。

 この日も丸佳浩外野手(28)が1発を放った。1回無死一、二塁で右腕の134キロ真っすぐをたたいて、センターバックスクリーンに突き刺した。中軸の3戦連発で先制すると、途中出場の小窪哲也内野手(32)が6回に2ランを放つなど、3試合連続2桁安打となる10安打で8点を奪った。

 先発クリス・ジョンソン投手(32)は球威、切れ、制球ともに状態の良さを見せつけた。両サイドに投げ込み、社会人打者を寄せ付けなかった。6回1安打無失点。結果とともに内容も良かった。7回から藤井、ジャクソン、中崎とつないだ。