京大出身初のプロ野球選手となり、ロッテから戦力外通告を受けた田中英祐投手(25)がスタンドから応援した。

 京大は7回に鈴木の本塁打で同点としたが、その裏に2点を失い、最下位が決まった。今季は3勝を挙げ、藤原が田中以来の通算3勝目をマークするなどしたが、勝ち点3の目標達成は、来季以降に持ち越しとなった。

 卒業以来、初めて母校の試合を観戦したという田中は「本塁打も出たし、チーム力が上がって投打に総合力がついている」と後輩たちのプレーに目を細めていた。