国学院大が中大を延長12回4対2で制し、1勝を挙げた。

 2対2で迎えた延長12回表、1死一塁から国学院大・中山遥斗内野手(1年=大阪桐蔭)が右中間を破る適時二塁打を放ち1点勝ち越し。さらに相手失策で1点を追加し、試合を決めた。

 試合前の練習でスタメンの貞光広登内野手(2年=天理)が右目上に打球を受け救急車で運ばれるハプニングに。急きょ、抜てきされた中山が、2安打2打点の大活躍。「入学以来、結果を出すことだけを心がけてやってきた。打ててよかったです」と、笑顔を見せた。

 鳥山泰孝監督(42)は、「今日は中山がいい働きをしてくれました」と褒めた。