「SMBC日本シリーズ2017」第3戦を前にした30日、ソフトバンクは横浜スタジアムでナイター練習を行った。

 空路福岡から移動したが、チケットが思うようにまとまってとれずに3便に分かれて移動した。スタッフ、選手、監督・コーチの順番で移動した関係で、練習開始に監督・コーチが遅れて合流した。打撃練習中でのノックを行うコーチがいなかったが、外野守備のノックは外野手らが持ち回りでノッカーを務める珍しいシーンも。デスパイネもノッカーを務めるなど上機嫌だった。

 打撃練習でも捕手がおらず、達川光男ヘッドコーチ(62)が代役。「ストライクしかこんから大丈夫や」と冷たい風が吹くコンディションのなか、ウインドブレーカーなど着込んで捕手を務めた。

 連勝で乗り込んだ敵地。バタバタ移動で練習にも若干影響はでたが、選手らが工夫して日本一への調整に取り組む当たりも、総合力の高さ? がうかがえた。【浦田由紀夫】