中日にドラフト5位で指名された中京大中京・伊藤康祐外野手(17)が2日、名古屋市内の同校で指名あいさつを受けた。「これから本当にプロ野球選手になるんだと感じた。やるしかない。練習をしっかりやって、新人合同自主トレに臨もうと思います」と意気込んだ。

 二塁を中心に内野手を務めていたが、3年になり外野に転向。走攻守の3拍子そろった伊藤は「自分としては外野をしたい。でも内野をやれと言われればやります。任されたところで頑張りたい」と表情を引き締めた。

 中田スカウト部長は「打撃にパンチ力があるし、肩も足もある。セカンドも守れるけど、センターというポジションが適任。レギュラーで長くやってくれると思っている」と期待した。