日本ハム大野奨太捕手(30)が9日、札幌市内の球団事務所で会見を行い、フリーエージェント(FA)権の行使を表明し、申請手続きを行った。

 「他の球団の話しを聞いてみないと、決断できない自分がいた。自分のことをどう必要としていただけるか、なぜチームに自分が必要なのかを聞いてみたい」と、権利行使に至った気持ちを説明した。

 入団以来9年間を過ごした日本ハムからも、残留を要請されている。「ファイターズも好きですし、北海道のみなさんも大好きなので、本当に悩んでます」と心境を吐露。宣言残留の選択肢を残し、今後は他球団との交渉を行っていく。