日本ハムが10日、大谷翔平投手(23)のポスティングシステムを利用しての今オフのメジャー移籍容認を発表した。

 栗山監督は大谷選手をメジャーに送り出す心境を語った。

 -二刀流でプレーした5年間を振り返って

 栗山監督 僕だけでなく、球団のみんなが彼の力を信じていた。一切ぶれることはなかったし、絶対できると思っていた。ただ信じて5年間続けてきた。

 -印象に残ったことは

 栗山監督 最初から二刀流はチームを優勝させるためにあると言ってきた。去年ああいう形でチームに貢献したのは素晴らしかった。2つやるのは大変だったと思うけど、結果を残した。

 -チームを巣立つ寂しさは

 栗山監督 いろんなことがあったので、いい環境で野球をやってほしい。そういう心配が広がっている。何を心配しているんですか、と本人は言うかもしれないけど。

 -どんな選手になってほしいか

 栗山監督 僕らが考えたこと以上に、まだまだ野球にはいろんな考え方がある。こっちが勝手にイメージを膨らませていたが、それを超えた翔平の姿が見られるかもしれないし、期待している。