日本ハムからドラフト1位指名を受けた早実・清宮幸太郎内野手(18)が16日、都内で仮契約を行い、会見を開いた。清宮は質疑応答の中で、栗山英樹監督からもらったサインボールを、ずっと机の上に置いており縁を感じたと語った。一問一答は、以下の通り。

 -仮契約で印象に残った言葉は

 清宮 「1社会人として世の中に貢献して欲しい」と言われた。自分も1社会人として目指される人になりたいと言ったので、その言葉は心に残った。

 -背番号は言われた?

 清宮 ないです。

 -プロになっていく実感は

 清宮 今までにはなかったことがたくさんある。1歩、1歩、プロ野球選手になる自覚が湧いている。

 -日本ハムへの印象

 清宮 育成であったり、スカウティングであったりすごい力を入れ、資料を見て施設を見学して、よく分かった。楽に身を置けるというか自分自身、もっと、もっと成長できるんじゃないかと感じました。

 -相性は合う?

 清宮 まだ分からないけれど合っていると思う

 -12年の巨人-日本ハムの日本シリーズ。北砂リトルで世界一を達成した清宮は、東京ドームで始球式を行った。運命は感じる?

 清宮 もちろんですね。栗山監督から、サインボールをいただいた。プロ野球を目指せって…それを机の上にずっと置いてあった。いろいろ、ある中で…特に意味はなかったと言うと、あれですけど、たまたまずっと置いていた。コメントを書いてくださったのは栗山さんだけ。

 -中田翔内野手は「チーム全体で宝を育てる」と言った

 清宮 恐れ多い部分が多いんですけど、そういった名だたる方から、言葉をいただけたのはうれしい。恥じないように、もっともっと成長したい。

 -ファンへ

 清宮 やはり、これだけ期待をしていただいている中、入るには結果を出して恩返ししたい。すぐ1年目から期待に沿えるような活躍が出来るよう頑張ります。

 -目標

 清宮 自分はいろいろな方に愛される野球選手だったり、清宮みたいになりたいと言っていただける選手が目標。まだまだ、自分はほど遠いですけど、ここからは自分がどれだけ鍛錬、練習するかにかかっている。そこだけは怠らず自分を信じてやっていきたい。