日本ハムからドラフト1位指名を受けた早実・清宮幸太郎内野手(18)が16日、都内で仮契約を行い、会見を開いた。

 清宮は会見の中で、プロになって楽しみなことについて聞かれ「ずっと野球が出来ること。野球の時間が増える」と言い、満面の笑みを浮かべた。一問一答は、以下の通り。

 -楽しみ、心配は

 清宮 楽しみは、ずっと野球が出来ることです。野球の時間が増える。不安なことはあまりないんですけど…強いて言えばプロ、名ピッチャーの中、活躍が出来るか、どんな球なのかなと。

 -初任給は、どう使いたい?

 清宮 自分は何が欲しいとかないんで、何も考えていない。

 -大リーグ挑戦を表明した、大谷翔平投手に聞いておきたいことは

 清宮 あまり、まだ考えたことはないんですけど…これから考えます。

 -中田翔内野手は、ポジションがかぶるということを口にして意欲を見せている。尊敬できる部分と負けたくないところは

 清宮 中田選手…中田さんは、自分の中ですごく印象にあるのがWBCとか代表の時の、チャンスの勝負強さ。見ていて格好良かったですし、心の持ち様はすごい。ここだけは負けないところ…実際に見ていないんで分からない。負けたくない部分? 難しいですね。これからしっかりやって…1つも勝っているところはないですけど、飛距離や本塁打の数は負けないようにしたい。

 -北海道の印象は

 清宮 (日本ハムは)北海道でも唯一のチーム。たくさんのファンが、いらっしゃる印象がある。北海道は、おいしいものがいっぱいあったり、雪が降ったりはありますけど、ファンの皆さんの温かさは、テレビを見ていても感じる。1番は、そこかなと。

 -栗山監督は指名交渉権獲得の際「野球の神様が選んでくださった」と語った。野球の神に愛されるために、どんな選手になりたい

 清宮 野球の神様は、いろいろな面で自分を見ていると思ってる。フィールドだけじゃなく私生活、社会人としての面で、やはりいろいろな人に愛される人になることが、神様に愛されることの1番の近道じゃないかと思う。

 -やりたいポジションは

 清宮 自分は守備が嫌いだとかはないので、どこでもやれれば、やりたい。捕手は…それ以外は(笑い)

 -両親への言葉は

 清宮 ないです(苦笑い)