巨人の宮崎秋季キャンプが最終クール2日目の16日、シート打撃など実戦形式の練習が行われた。

 15日でブルペンで捕手を務めた中井大介内野手(27)が、この日はシート打撃で坂本工宜投手(23)とバッテリーを組んだ。

 本塁後方から見守った高橋監督は「様になっていた?」との質問に、「思ったよりは」と有事に備えたプランに一定の合格点を与えた。本職の打撃でも中堅フェンス直撃打を放ち「1軍で試合に出ている数も多いし、その変は経験という面では多いわけですから。違いは見せてくれないととは思いますけどね」と話した。

 また、育成から支配下登録を目指す高木京介投手(28)は打者19人を1安打に抑える好投を見せた。「今日の中では、だんだん、後の方が良くなってきた感じはしますけどね。最初よりも。まだまだ万全というわけではないかもしれないですけど、少しずつ戻ってきている感じはします」と評価した。