ロッテ荻野貴司外野手(32)が29日、契約更改を行い、520万円アップの3800万円(推定)でサインした。

 荻野は今季103試合で打率2割6分4厘、5本塁打、24打点を記録。盗塁は自己最多26盗塁をマークした。

 ただプロ入り8年目にして初めて大きなケガなく過ごしたものの、チームが苦しかった序盤戦で調子が上がらず、貢献することができなかった。荻野は「(シーズン)最初の大事な時に1軍にいなかったことを言われました。来年はしっかり後半戦のような活躍ができるようにと言われました」と説明した。

 来季は井口新監督のもと、足でかき回す荻野の存在はより重要となる。「目標は50盗塁。タイトルを取りたいというのはある。それにはまずは1年間試合に出ないといけないですけど」と話した。