ヤクルト大引啓次内野手(33)が4日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万円減の6000万円でサインした。今季は左肩の違和感などの故障で、自己最少の80試合の出場にとどまった。

 「球団からは若い選手がたくさん出場したが、レギュラー争いに負けないようにと言われた。限度額を超えるダウンと覚悟していたが、来シーズンも戦力として見てくれている。ショートというポジションは1度レギュラーをつかめば長くできる。簡単に明け渡すと若い選手は満足してしまう。高くはないけど、壁となっていければ。お互い競争しあってベストな状態で開幕を迎えられれば」と来季は若い選手の壁となるべく、正遊撃手として存在感を出すと話した。(金額は推定)