西武の中村剛也内野手(34)が4日、埼玉県所沢市のメットライフドームで契約更改交渉を行い、1億3000万円減の年俸2億8000万円でサインした。

 今季は腰痛の影響もあり、115試合に出場して打率2割1分7厘、27本塁打、79打点にとどまった。「成績も良くなかったので、悔しいシーズンだった」と淡々と話した。

 来季に向け「打撃でチームを引っ張らないといけない立場だけど、それができていない。しっかりレギュラーを取れるように、再出発みたいな気持ちで頑張りたい」と巻き返しを誓った。

 炭谷銀仁朗捕手(30)は1000万円増の1億1000万円で更改した。球団からは2年契約を提示されたが1年契約を選び「もっといい成績残して、もっといい数字の複数年を下さいと伝えた。もう一回、一からという気持ちでやる」と意気込んでいた。(金額は推定)