プロ野球経験者が学生を指導するための学生野球資格回復制度のプロ側研修会が8日、都内で行われ、元巨人の西本聖氏(61=日刊スポーツ評論家)ら81人が受講した。

 元中日の山本昌広氏(52)は「32年のプロ野球で肩も肘も手術しないで済んだ。得た技術を若い世代に伝えたい」と、実弟が監督を務める母校日大藤沢(神奈川)の指導を希望した。今後はアマチュア側の研修会、適性検査を経て、学生野球資格回復が認められる。主な受講者は以下の通り(球団は現役最終所属、敬称略)。愛甲猛、北村照文(以上中日)西崎幸広(西武)今浪隆博、押尾健一(以上ヤクルト)松本啓二朗、林昌範(以上DeNA)門倉健(巨人)芝草宇宙、田口昌徳(以上ソフトバンク)荘勝雄(ロッテ)。