阪神秋山拓巳投手(26)が10日、外国人打者に強気で内角攻めを挑むことを宣言した。「(外国人打者には)力負けすることもあるので、場面を考えながら。大事故の無いようにしたい」。今季はチームトップの12勝をマークしたが、巨人マギーや中日ゲレーロ、ヤクルトのバレンティンらに対戦打率3割以上を記録されるなど、特に右の外国人打者に苦しんだ。来季は、よりインコースを攻め、相手打者をねじ伏せていく。

 また、来季は4月24、25日のヤクルト戦(松山)が地元・愛媛で行われ、投げるチャンスがある。凱旋(がいせん)登板について「投げられるなら、投げたいですね。今日も(愛媛から)来てくれていたファンがいるので」と心待ちにしていた。この日は高松市内のホテルで約100人を集めて、トークショーを行っていた。