西武の鈴木球団本部長は、巨人にFA移籍した野上の人的補償の対象となるプロテクト名簿を受け取ったことを明らかにした。金銭補償のみとするかを含め「巨人の選手に迷惑をかけないように、速やかに決めたい。(仕事納めの)25日までにはと思っている」との見通しを示した。

 人的補償の場合は、辻監督がかねて「うちの一番のポイント」とした投手の補強が有力。人選は、今回プロテクトされた28人と外国人、今秋のドラフト指名選手を除いた選手が対象となる。