日本ハムは15日、ポスティングシステムにより、大谷翔平投手(23)と米大リーグ・エンゼルスの選手契約が正式に成立したことを、MLBのコミッショナーから通知されたと発表した。

 竹田憲宗球団社長は「入団以来5シーズン、ともに戦いました。昨年の10年ぶり日本一など多大なる貢献があったことに対して深く感謝いたします。来シーズンから新しい道を切り開く姿をファンの皆様とともに見守って参ります。大谷選手は入団1年目から貫いてきた信念で夢へと突き進み、高い資質を磨き上げました。新たな扉の前に立ち、新たな世界へと羽ばたく大谷選手に対し、心より敬意を表します。メジャーリーグでも、投打二刀流での挑戦になるであろうと思います。世界の野球観を変えるような衝撃を与えることができる唯一無二のプレーヤーへとさらに進化すると確信をしています。ファイターズは大谷選手が残した財産を生かせるよう、皆で力を合わせて来シーズンを戦っていく所存です。大谷選手のような選手をこれからも育んでいけるよう精いっぱい、球団運営に注力をいたします。これからも変わらぬご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます」とコメントした。