ソフトバンク福田秀平外野手(28)が6日、博多駅構内の商店街「マイング博多」でトークショーを行った。

 50人の観覧席整理券は午前4時30分からファンが並び、1時間で配布終了。立ち見客が周囲をぐるりと何重にも重なる熱気の中で行われた。

 昨年9月1日の楽天戦のアマダーの乱闘騒ぎの秘話を披露した。内角球に激怒したアマダーが東浜へ向かって猛ダッシュ。一塁を守っていた福田はすばやく2人の間に入った。「巨(東浜)を守らないといけないと思って。アマダーの目を見たら、やられるって思った。だけど、巨がやられるなら、俺が…と思っていたらパーンとすぐ横にはじかれてしまった」と苦笑い。

 後日、和田から「投手陣を代表して、守ってくれてありがとう」と、アマダーにはじかれた瞬間の写真をパネルにしてプレゼントされたと明かした。福田は「そのパネルは自分のロッカーに張ってありますよ」と笑い、勇気を出した瞬間の姿を見て励みにしている。

 この日もヤフオクドームで自主トレを行った福田は「今季はもっと打たないと。自己最多の数字をどれもマークしたい」と、今季の目標を掲げた。