巨人ドラフト1位の鍬原拓也投手(21=中大)が7日、川崎市内のジャイアンツ寮に入寮した。

 親戚からもらったピンクのネクタイを身につけ、好きな女性ユニットのE-girlsのDVDを持参。2年目の畠世周投手(23)の隣の部屋に入り「思っていたより広いと感じた。ここから毎日練習できる環境なので、しっかりやらないといけない」と気を引き締めた。

 OBの松井秀喜氏(43)が素振りを繰り返してすり切れた畳が残されている「松井部屋」も見学。「ドラフト1位の期待に応えられるよう、結果を出していきたい。1年間ケガをせず、1軍に定着して、新人王をとりたい」と新生活に目を輝かせながら、1年目の目標を語った。