4日に急逝した楽天星野仙一球団副会長(享年70)の明大の後輩・中日柳がイズム継承を誓った。7日、故郷の宮崎から戻り、ナゴヤ球場で自主トレを再開。訃報は実家でニュースを見て知ったという。投手としても指導者としても熱かった大先輩に「星野さんをはじめ、明治の伝統がある。言葉で説明するのは難しいんですけど。伝統は引き継いでいきたい」と力を込めた。

 昨年12月に星野氏が地元ラジオに出演した際は、期待する選手に名前を挙げられた。1年目の昨年は1勝のみ。「名前も顔も覚えてもらって、声も掛けてもらった。今年は結果を残して報告しようと思っていたけど、できなくなってしまった。どこかで絶対見ていてくれると思うので、違うかたちで報告したい」。天国に明るい報告を届けたい