ソフトバンク今宮健太内野手(26)が8日、福岡・苅田町の室内練習場で自主トレを公開した。午前9時半から午後1時すぎまで約4時間、アップ、ノック、打撃練習などに汗を流した。

 自主トレのテーマに「キレ」「瞬発力」を掲げ、チームメートの高田、曽根、川瀬の内野手3人とともに新シーズンのスタートを切った。「昨年はキャリアハイと言っても最低限の数字を残せただけ。今年のキャリアハイが重要になってくる」と意気込んだ。

 入団時から二人三脚でやってきた“師匠”の鳥越コーチが今オフ、ロッテに移籍。文字通り独り立ちとなる重要のシーズンでもあるだけに、昨年ダブル受賞したゴールデングラブ賞、ベストナインは「必死こいて取りにいきたい。大きく成長できるチャンス」と、話していた。