巨人ドラフト2位岸田行倫捕手(21=大阪ガス)が20日、川崎市内の選手寮で行われたスタイリング講座に出席し、強烈なダメ出しに襲われた。

 プロゴルファーの小平智らのスタイリングをする講師の森岡弘氏(59)からスーツ姿をチェックされると、サイズが合っていないと指摘され「サイズ感がちょっときつい。細身が流行っているが、ちょっと細い。安っぽいスーツスタイルに見える」と一刀両断にされた。

 練習を重ねてスーツ購入時よりも体格が良くなったことが原因だが、ファンに好印象を抱いてもらうにはサイズ変更した方がいいと助言を受けて早速着替え。サイズを大きくしたジャケットを羽織り、合格点をもらった。その他、正しいネクタイの結び方などの講義を受けて、美しい着こなし術を学んだ。

 講義後は「今まで知らなかったことを聞いた。これから服を選ぶ時に意識したい」と話した。

 またこの日、キャンプメンバーの振り分けが発表。新人選手ながら1軍同行が決まり「高いレベルの中で野球ができる。新人選手としてまずは元気を出したい。先輩方のいいところを吸収して自分のものにできたらいい」と意気込んだ。