中日ドラフト4位、清水達也投手(18=花咲徳栄)が個性的なフォームに太鼓判を押された。20日、ナゴヤ球場で行われている選手会合同自主トレで初めてブルペン入り。昨年の甲子園優勝投手は35球を投げ込んだ。

 見守った近藤真市投手コーチ(49)は「いい球投げますよね。独特ですが、彼はそういう投げ方。触るとかは全然考えていない。楽しみだし、面白い」とうなずいた。

 横手投げのように後ろに大きく引くテイクバックをとる投法は、フォーム固めに苦心していた時期を経て、岩井隆監督(47)の教えで高校3年の春に固めたもの。甲子園V右腕は「やってきた投げ方なので、周囲の声を意識したりして、自分から変えるつもりはありません」と胸を張った。