午前6時45分、朝焼けの空の下、選手宿舎からバスで練習場のクラブハウスに到着した。

 米国生活も4日目を迎えて、現地時間1日(日本時間2日未明)の今日、いよいよキャンプイン。右手親指を痛めていることから打撃練習は回避となったが「伸ばせるところを伸ばすチャンス。普段、打撃に費やしている時間を、他のことに使いたい」と、意気込んだ。

 ユニホーム姿でプレーするのは、この日が初めて。金子内野守備コーチがマンツーマンで捕球や送球を指導するなど、守備練習に時間を割いた。最高気温27度を記録する中、約4時間半の練習を終えた背番号21は「暑かった。芝生もきれいで、良いところでノビノビできた。ちょっとはファイターズの一員になっている気がしました」と話した。【日本ハム担当 中島宙恵】