昨年の東都大学リーグで春秋連覇を達成した東洋大の新監督に就任した杉本泰彦氏(58)が2日、埼玉・川越市の同大グラウンドで初練習を行った。

 ミーティングを終えた後、室内練習場へ移動しノックなどを行った。社会人の日本通運や西部ガスで監督を務め、今季から大学野球の監督就任。

 46年間監督を務めた高橋昭雄総監督(69)のあとを受け、「総監督の後というのは、それは大変なことです。まずは、自分の野球観を選手に知ってもらい、選手を知ることから始めたい。選手たちは4冠という高い目標を立てている。その目標にしっかり向かっていけるよう、自分で自分の育成プログラムを作ってほしい」と話した。