キャンプ地の沖縄・那覇空港が騒然となった。青木宣親外野手(36=メッツFA)が5日、古巣ヤクルトと都内で正式契約を結んだ。7年ぶりのヤクルト復帰で、3年総額10億円(推定)の大型契約で、背番号は入団当時の「23」。夕方には空路で春季キャンプが行われている沖縄に入った。

 到着出口では、約200人が待ち受け、青木の登場で盛り上がりはピークに達した。そんな状況でも、青木は冷静だった。足を止め、カメラの前で背筋を伸ばして報道陣に対応。「前から日本に帰ってきてプレーしたいという気持ちは持っていたので。ちょっと遅れたけど、いよいよだなと。日本に帰ってきて1年目なので、心機一転、気持ちを入れ替えて頑張っていきたい。昔を思い出しながら、とにかくシーズンに合わせてしっかり準備したい」と語った。今日6日に那覇市内で入団会見を行い、7日の第2クール初日からチームに合流する。

【ヤクルト担当 浜本卓也】