侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が6日、DeNAの宜野湾キャンプを視察した。

 今永昇太投手(24)、石田健大投手(24)、浜口遥大投手(22)の3人の左腕投手が打撃投手として登板。

 稲葉監督は「非常に楽しみな3人。今日見せさてもらって、非常に順調に来ているなと。特に今永投手は、昨年11月に一緒に戦って、少し疲れているかなと思っていたんですけど、非常に今日もいい球を投げていた。本人と話をしても、元気ですと話していたのでホッとしてます。浜口選手は特にチェンジアップですね。ああいうボールというのは外国人選手相手には非常に有効な球だと思ってます。石田選手は切れという部分で、非常に今日もいいストレートを投げ込んでました。それぞれ違うタイプの3人なので、今後も見続けていきたいなと思います」と期待した。

 3月3、4日のオーストラリア代表戦に向けて、すでに日本代表入りが決まっている筒香嘉智外野手(26)、山崎康晃投手(25)とも対面。

 「(筒香は)順調そうに来ている。彼に関しては調整というか、自分で分かってますから。3月もしっかりとプレーしてくれると思う」と期待し、打順についても「今のところ考えているのは4番。変わりません」と言った。

 クローザーの山崎康については「1試合目か2試合目の一番後ろと考えてます」と抑えを任せる考えだ。ラミレス監督からは、将来の日本代表候補として、2年目の細川成也外野手(19)を推薦された。