DeNAで一番緊張したのは、プロ4年目の飯塚悟史投手(21)だったかもしれない。

 ブルペンで投げはじめたとき、筒香嘉智外野手(26)が打席に入った。「去年のシーズンが終わってから投手の球を見ていなかった。目慣らしです」と筒香。そんな主砲に間違っても当てられない。緊張感を味わいながら「ほとんど外のボールでしたけど、真っすぐとカーブを組み合わせて投げられました。いつもと違うブルペンで投げられました」と、筒香に投じた94球を振り返った。【DeNA担当 栗田成芳】