ドラフト8位楠本泰史内野手(22=東北福祉大)が、徐々に頭角を現し始めている。

 大学日本代表の4番を務めた打撃力に、アレックス・ラミレス監督(43)は「テクニックが非常に素晴らしい。多くの人が思っているよりも、いいバッター。第2クールで、彼が一番印象的だった」と語った。

 6日のフリー打撃では、打撃投手を務めた今永昇太投手(24)の球に「これがプロの球なのか」と脱帽しながらも、左中間へ2本の安打性の当たり。「プロではこういう球を打っていかないといけないんだと感じた」と、肌で感じながら成長を遂げる。【DeNA担当 栗田成芳】