中日松坂大輔投手(37)は8日、今キャンプ2度目の完全ノースローで1日を終えた。

 キャッチボールに参加せず、白球を握ったのは投手ノックの間だけ。各塁への送球も、ごく軽いものにとどめた。前日7日にブルペンで66球を投げており、当初から決めていた通り肩を休めた。

 キャッチボールすらしない調整法は米国では珍しくないが、メジャー経験がある松坂でも、ここまで徹底するのは初めて。「オフからトレーニングを含め、新しいことを試している」と説明し、故障歴のある右肩のケアに取り組んでいる。