ソフトバンク長谷川勇が8日、昨年11月の右足首手術後で初めて屋外でのフリー打撃を行った。力強いスイングで快音を響かせ「まだまだミスショットがあるけど、力の出方としては、いい出方をしていた。最初にしては良かった。いいバッティングができたと思います」と穏やかに振り返った。

 打撃練習をスタートさせたのは、1月に入ってから。患部を確認しながら慎重に、ティー打撃から始めた。徐々に強度を上げ、キャンプ第2クールの6日からは室内でのフリー打撃などを行いこの日を迎えた。

 見守った大道2軍打撃コーチは「順調に来ているんじゃないですか。彼ほどの選手なので、合わせてくると思う。あれだけ振れたというだけでも進歩」とうなずいた。13年に首位打者、最多安打を獲得したバットマンが完全復活へ、着実に前進している。