中日ダヤン・ビシエド内野手(28)が10日、初めて居残り特打に臨んだ。室内練習場に向かい、汗だくで打ち込んだ。「カーブを見ていなかったから、打ちたかった。シート打撃はまだ難しかった。昨年のシーズンが終わって6カ月くらい経っているから。少しずつ感覚を取り戻していきたいね」。球場を離れたのは助っ人勢では一番遅かった。

 来日2年目の昨年も主砲として活躍。だが8月に右腕に死球を受けて骨折し、そのままシーズンを終えた。低迷した責任を感じており、悔しい思いもチームで一番。今年も頼れる存在だ。【遊軍 柏原誠】