これぞホームラン量産マシン!?ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が12日、本塁打量産へ新兵器を試した。上に球を置く通常のティーとは正反対で、上からつるす特殊な形状。ボールの下半分が見えていて、ボールの下側をたたくことでバックスピンをかける感覚を養う。その名も「バックスピン」で、米国製で約3万円で販売されている。

 B組が今キャンプに用意したもので、柳田はこの日室内練習場で初体験。スピンを利かせた45度の高さの打球をネットへ突き刺し「面白かった。メジャーリーガーも打っている。いい練習。スイングも丁寧になる。(通常の)置きティーよりもバックスピンを意識できる。よさげなので、これから毎日打とうかな」とすっかり気に入った表情だ。

 藤本打撃コーチは「こんなの柳田しか使えんやろ。柳田にはいい練習」と笑った。