広島クリス・ジョンソン投手(33)が初めて打者を相手にしたフリー打撃登板で、順調な調整をうかがわせた。

 バティスタとメヒアを相手に計40球を真っすぐだけでなくブレーキの利いたカーブやチェンジアップ、ツーシームなどを投じた。見逃しストライクは5度。2選手に計20スイングで安打性2本に抑えた。

 寒波の影響で気温が上がらず、例年よりも寒い中での1次キャンプとなったが、3年目の左腕は気にしない。「こういった天気の中でも僕らのトレーニングは進んでいく。体はコンディションは良く、肩周りも調子良く投げ込めている。あとは沖縄の温暖な気候の下で実戦に向けての仕上げをしていきたい」。1次キャンプで調整の段階を上げて14日、実戦が増える沖縄へ移動する。【広島担当=前原淳】