昨季首位打者のDeNA宮崎敏郎内野手(29)が、1番の快音を響かせた。15日、今季初実戦となる練習試合サムスン戦で、5番三塁で先発した。

 第1打席で左翼線に運んで二塁打。第2打席では、右中間を割る当たりでツーベース。長打を左右に打ち分けて2打席でお役御免。「思っていた以上に自分のスイングができた」と手応えをつかんで、初実戦を終えた。

 今キャンプは充実した時間を過ごしている。「1日1日納得して終えられている」と、宿舎に戻ると1時間の長風呂で疲労回復に努める。部屋の湯船にお湯をためて、入浴剤を投入。「そうするとすぐ寝られるし、1日の疲れがとれる」。今季も5番打者として筒香、ロペスとともにクリーンアップを担う。「フォームを固める意味でも、昨季から継続してやれている」と、汗をぬぐった。【DeNA担当 栗田成芳】