侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が視察し、印象に残った選手として3安打を放った巨人の1番吉川尚と2安打の2番田中俊を挙げた。

 「ジャイアンツで1、2番を打っていた吉川選手と田中選手。バッティングのコンタクトも非常に良かったし、足をしっかりと使えますし、今日は1、2番が良かったと思います」と高評価。「(吉川尚は)守備も非常にいいプレーが出てました。これから楽しみな選手が出てきた。(田中俊は)どことなく(広島の兄と)似ている感じがしますし、打ち方も全体的に似ている感じはします」と言った。

 中日の選手では2番手で登板した小笠原について言及。「非常にいい球投げてましたね。コントロールも良かったですし、安定感も出てきた。今後見ていきたい投手ですね」

 フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦(23=ANA)については「プレッシャーがかかる中、特に個人種目は自分自身だけの中でしっかりと結果を出す。金メダルを取るというのは素晴らしいなと思いますし、私も2020年に金メダルを取れるようにしっかりとやっていこうという気持ちになりました」と刺激を受けていた。