ソフトバンクが17日、今キャンプ初の紅白戦を行った。この日の観衆は2万5900人。

 紅白戦が行われたアイビースタジアムのスタンドは左翼外野席が開放されるなど多くのファンで埋まった。工藤公康監督(54)は「オープン戦をやろうかというくらい、たくさんのファンの方が見に来てくれた。感謝ですね」と喜んだ。

 試合は紅組バンデンハーク、白組武田の先発で開始。白組が中村晃の中前適時打などで2-1で勝利した。両軍ともに少しでも隙があれば、積極的に次の塁を狙う走塁を見せた。工藤監督は「みんな意識を持ってもらっている。隙があれば走って、その中からしっかり得点ができるのがうちのいいところ」と、選手たちの走る意識の高さをほめた。