楽天ドラフト6位の西巻賢二内野手(18=仙台育英)がプロ初安打を放った。6回から二塁の守備で出場し、迎えた7回2死走者なし。

 横手の変速右腕が投じた5球目を中前にはじき返した。9回2死二、三塁には左中間三塁打を放ちプロ初打点。2打数2安打2打点の活躍を見せ、「しっかり振ることを意識している。今日はそれができた」と話した。同じ宮城で高校生活を過ごしたフィギュアスケート、平昌(ピョンチャン)五輪で金メダル獲得の羽生には「復活して、注目される中で結果を出すのはさすが。スターだと思う」と感心していた。

 梨田昌孝監督(64)は西巻の活躍に「いやー、良い打ち方をしてるね。軸がぶれない。ここまでついてこれるとは思ってなかった」と目尻を下げた。