オリックスの4年目・宗佑磨内野手(21)が20日、2軍から1軍の紅白戦に参加し、アピールした。

 白組の1番で出場し、初回に先制点の起点となる左前打を放ち二盗を決め、3回には吉田一から右翼へソロアーチ。宗は「1番だったので、本塁打より盗塁がうれしい」とニッコリ。

 福良監督はT-岡田ら主軸につなぐ1、2番が課題としているが、宗の活躍に「しっかり振れている」と評価。「そろそろ(1軍昇格を)考えないといけないかな」と話した。宗は「(1軍は)ずっと待ってます」と昇格を熱望していた。【遊軍 高垣誠】