3月3、4日に日本代表と強化試合(ナゴヤドーム、京セラドーム大阪)を行うオーストラリア代表28人が21日、発表された。

 14年に楽天で1勝(2敗)を挙げた左腕のトラビス・ブラックリー投手(35)や10~12年に大リーグのツインズ、アスレチックで通算106試合プレーした経験があるルーク・ヒュージズ外野手(33)ら28人。昨季、オリックスに育成選手として所属し、ウエスタン・リーグで75試合に出場、63安打、2本塁打、32打点、打率2割7分8厘のダリル・ジョージ内野手(24)も来日する。

 スティーブン・フィッシュ監督は「間違いなくヒュージズがチームのリーダーかつ中心選手です。経験も最も豊富で、メジャーリーグでのプレー経験もあり、チームに欠かせないユーティリティープレーヤーの1人です。エネルギッシュで情熱にあふれた選手で、選手としての目標はオーストラリア代表としてオリンピックに出場することです」とコメントを出した。

 日本ハム、巨人、西武で救援投手として活躍したマイケル中村がブルペンコーチ、元中日のディンゴが打撃コーチを務める。