DeNAの10代投手にチャンスが訪れた。今日6日のオープン戦阪神戦に高卒2年目の京山を先発で抜てき。さらに、ルーキーの桜井を1軍に合流させ、明日7日のゲームで登板させる。5日に甲子園室内練習場で調整後、ラミレス監督は「明日、あさっては若い投手を使う。今の段階では1軍経験を積ませる意味合いが大きい。シーズン何が起こるか分からないから」と言うが、結果次第では開幕ローテも見えてくる。

 ローテ入り確実だった浜口が左肩違和感で離脱。開幕回避の可能性が高く、6枚目の座を熊原、飯塚らと争う。巨人とのオープン戦(2月24日)で1回無安打1奪三振の桜井は「こんなに早くチャンスがくると思わなかった。逃げないで向かっていきたい」。京山は「実力を試すチャンス。緊張より楽しみが大きい」と、若さを前面に出し虎に挑む。